Y社 社屋庭園工事
芝生と樹木の一般的な社屋庭園から、ビオトープ*1のある、社員の方や来訪者の憩いの庭に改修しました。できるだけ自然度の高いビオトープ空間を造るという趣旨のもと、見事なソメイヨシノやサルスベリ等の既存樹木はできるだけ残し、コンクリート等の人工的な材料はなるべく使用せずに石や土で川の流れを造りました。新たに植えた植栽は帰化植物を避け、周辺地域に自生する在来種でなおかつレッドデータブック掲載種を避けて構成しています。(アゼスゲ・ミゾソバ・ミソハギ・セリ・カンガレイ・オモダカ・エビモ・ヒシ等)埋め立て地という人工的な環境の中で、心安らぐ潤いのある空間になりました。
*1 ビオトープ=ドイツ語で生物が生息する空間